フラッシング工事
工場で活躍する機械や長期間海上を運行する船舶においては、潤滑油の適切な管理が不可欠です。
シェル石油大阪発売所では、40年以上にわたって船舶や工場機械のフラッシング・潤滑油管理を行ってまいりました。「工場機械や船舶の油圧装置などをより円滑に安全に稼働させたい」とお考えであれば、ぜひ弊社の熟練の技術によるフラッシング工事をご依頼ください。
フラッシングとは?
フラッシングとは、化学薬品やオイルを配管やシステム内に循環させることで、有害なゴミ・汚れを取り除く洗浄作業のこと。
特に機器の油圧系統において、組み立て時にゴミが混入したり、使用中にスラッジやサビ・金属などが発生すると、機器の滑動部を摩耗させることにつながります。
フラッシングの目的はこうした不純物を配管内から物理的・化学的に取り除き、作動油の耐用年数を延ばしたり、機器の安全稼働を実現することにあります。
フラッシングの流れ
フラッシングの作業は大別して、ケミカルクリーニングとオイルフラッシングという2つに分かれて行われます。
さらに、弊社では検査後お客様のご要望に応じて、作動油の張り込み、作動調整などを行わせていただきます。
工業機械用フラッシング
弊社では、フラッシング作業において独自に管理基準や、作業標準、安全標準等を定めこれに基づいて施工しています。
各工程で必ず確認を行い、工事完了時にはお客様に現地で検査確認を行っていただくことを徹底。
工事の記録は、工事完了後に完了報告書として提出することも可能です。
作業にあたってはお客様のもとへ伺い現地調査を行ったうえで、お使いの機器・システムに最適なフラッシングポンプやフィルタを選定。さらに、フラッシング工事と同様に重要な潤滑油管理・オイル交換に関しても皆様をサポートしております。当社のオイル交換・潤滑油管理に関してはオイル交換のページを併せてご確認ください。
舶用フラッシング
船舶の安全な航行のためには、機関などの各種装備のフラッシングが不可欠。
弊社のフラッシング業務。工場で活躍する機械だけでなく、船舶の配管も対象としているのが大きな特長です。
新造船時はもちろん、寄港時に大きな改修・メンテナンスを行う際に、フラッシング・潤滑油の選定・分析などトータルなサポートを行っています。
これまで、大手造船企業様にご愛顧をいただき、各種の商船や自衛艦、南極観測船「しらせ」などにおいて作業を担当いたしました。
施工事例紹介
ステンレス鋼酸洗浄処理
錆に強いステンレス製品でも、継続して使用していく中で錆が発生することがあります。
これは、溶接、歪み取り、溶断後の酸洗浄処理の良否が大きく作用しているもの。特に化学プラントや化学製品を輸送するケミカルタンカーなどにおいては、こうした錆の除去が大きな課題となっています。
弊社の酸洗浄は、加工されたステンレス鋼の表面に付着している介在物や、不均一に付着している酸化物を取り除きます。これによりステンレス鋼そのもののムラや表面仕上げ不良などの欠陥を発見し、均一な不動態化皮膜を形成させ、腐食の因子を除去。 ステンレスの持つ特性を守り、より錆びにくいステンレス表面を作り上げます。
フラッシングのご依頼・ご相談は…
フラッシング・潤滑油管理に関するご依頼・ご相談の際は、以下にご用意しておりますお問い合わせフォームに必要事項をご入力いただくかお電話にてご連絡ください。